• 素粒子チタン光触媒「REDOX」

EDOX加工繊維は、

REDOX光触媒加工繊維は、高機能繊維となります。

「REDOXで加工した繊維は、光があたることで、表面の酸化チタンが光触媒反応である防臭、消臭、抗菌、防汚効果を長期的に発揮します。」というと、「どれでも同じでは?」と思いますが・・この効果はREDOXだけの効果です。

なぜなら、世の中の「酸化チタン光触媒加工製品は酸化チタンに金属等をつけている。」から。

REDOX加工繊維は光照射で施工表面から、原子酸素(O-)が発生、この酸素が強力な酸化力があり、接近するウイルスを分解、空気中に浮遊する水(蒸気)を酸化させることでウイルス菌等を不活性にできます。また、帯電作用もあり、ウイルスや菌、汚れを付着させない防汚効果を発揮します。(これは、REDOXだけの機能)

REDOX加工繊維は、「汚れにくく、汚れても落ちやすい、菌等も付着しない、浮遊する菌を分解できる。」理想的な高機能繊維となります。

 

 


現在、流通している抗菌加工繊維は、

金属酸化物(金属等をつけた酸化チタンも含む)を付着させた場合の反応図です。

表面の金属酸化物等によって、空気中の水(蒸気)、ウイルス、菌等を吸着して酸化します。(すべてがこのようになるとは限りません)

金属等をつけた酸化チタン光触媒の場合も同じで、ウイルス等を吸着しないと影響を与えられません。

しかし、吸着した水(OH)が酸化チタンの表面につくことで肝心の光触媒機能である強力な原子状酸素(O-)は発生しないのです。また、空気中ではOHラジカルは発生しません。詳しくはココ

そして、吸着物が表面に飽和状態になってしまいうことが問題となります。

 

 

 

 


抗菌加工繊維の評価試験

公的機関での抗菌評価試験の場合の反応図です。

試験時には、試験菌は必ず何十倍かに希釈。(水を混ぜます)

その希釈した菌を試験加工布に付着させるという方法で抗菌試験は行われます。

金属酸化物(金属等をつけた酸化チタンも含む)を付着させた加工布は、表面の金属酸化物等によって、試験菌(水(H2O)と菌)を吸着、それにより、ウイルス等も酸化されます。

試験的(エビデンス)には、最もよい成績となるのは当然です。

実際、繊維にいろんなものが吸着したらどうなるのでしょうか?

分解できれば問題はないですが?

 

 

 

REDOX加工繊維のジレンマ!

 

公的機関でのREDOX加工繊維、抗菌評価試験の場合を示しています。

試験菌が水で希釈されていることが問題です。

REDOXは単独の酸化チタンであり水があると反応しません。

水に覆われてしまうことで、原子状酸素(O-)を発生することができないのです。

わずかではありますがO2-(活性酸素種では非力)の発生によって、少しでも酸化させることができるか、期待するしかありません。

この抗菌評価試験以外、世間に認められる方法がないとは、非常に残念です。